「サイエンスガーデン」は、石垣島にある広大な植物園です。
現在、川平ファームの社長さんがご自身の手で整備中のため休園中ですが年に一度「ヒスイカズラの開花時期」だけ期間限定でオープンします。
- サイエンスガーデンについて
- 2023年のヒスイカズラの開花&オープン期間
などについてご紹介します。
サイエンスガーデンについて
川平ファーム運営の植物園
石垣島サイエンスガーデンは、川平ファームが運営する広大な植物園です。
川平ファームはパッションフルーツを生産し「パッションフルーツジュースやジャム」が有名で石垣島のお土産店でも見かける商品です。
社長は植物画家
川平ファームの社長である橋爪雅彦さんは植物画家でもあり、「原色 日本の蘭図譜」という画集も出版しています。
はじめは社長の趣味で始めた庭園がどんどん規模が大きくなり現在の「サイエンスガーデン」となっています。
様々な動植物に出会える植物園
サイエンスガーデンには、約5000坪の敷地に年中蓮の花が咲いていて、色とりどりの花びらが水面に映えます。
園内にはパッションフルーツの畑もあり、他にも植物だけでなく動物も観察できます。
アカショウビンやオオゴマダラ、ゲンゴロウもやってきます。
サイエンスガーデンは、40年以上無農薬・無化学肥料の土地であり、そのために多くの生物が集まってきます。
川平湾に面した干潟では、カニやハゼなどを見ることができます。
これらの生き物は、海水と淡水が混ざる環境に適応しており、その生態は興味深いものです。
また、サイエンスガーデンでは、石垣島の天然記念物であるカンムリワシに出会えるチャンスもあります。
カンムリワシは、日本最大の鷲であり、その姿は圧巻です。
現在整備中
現在広大な植物園を長期整備中のため、基本的には休業中です。
唯一のオープン期間は春ごろのヒスイカズラの開花時期のみです。
※2023年のヒスイカズラの時期に伺ったところ、整備完了の日付は具体的には決まっていないとの事でした。
2023年のヒスイカズラ開花時期
ヒスイカズラの開花状況は年によって違い、インスタグラムで開花状況やオープン期間が告知されます。
2023年はヒスイカズラの開花状況に合わせて3期に分けてオープンしていました。
1期:3月中旬
2期:4月初旬(例年はゴールデンウィーク)
3期:5月中下旬
入園手続きと入園料
入園料は200円でとてもお安く、これはほぼ保険代のみだそうです。
ドリンクとセットで600円になる割引もありました。
川平ファームの店頭で入園料を払い受付をし、説明を受けてから入園します。
※基本的には川平ファームでの受付ですが、来園者の状況によってサイエンスガーデンでの受付も可能になります。
駐車場は、石垣島サイエンスガーデンの入り口付近に3台分と、川平ファームに4~5台分ほどあります。
川平ファーム
住所:〒907-0453 沖縄県石垣市川平1291−63
営業:10:00~18:00
春休みに行ってきました!
インスタグラムの告知を見て、ヒスイカズラの第2期に行ってきました。
サイエンスガーデンでの受付も可能とインスタグラムで告知されていたので、直接サイエンスガーデンへ行きました。
※ユーチューブやインスタグラムで大規模な撮影をする場合は事前の申請が必要です。
私も事前に問い合わせをして許可をいただきました。
サイエンスガーデンの入り口を入っていくと、キッチンカーの奥に車を停めるスペースがありました。
キッチンカーで、ドリンクとセットで割引になるチケットを購入しました。
ドリンクは、ヒスイカズラを見た後に交換することも可能です。
ちょうど行った日が雨だったので見学後にドリンクを交換することにしました。
※雨の日でもヒスイカズラのエリアは傘が差せません。
私は第2期に行きましたが、天井いっぱいのヒスイカズラを見ることができました。
石垣島外からも見学に来て、育て方を聞いて行かれる方もいるそうですよ!
ヒスイカズラの隙間に金色のオオゴマダラのさなぎを見ることもできました。
ヒスイカズラの期間限定オープンの時期は、ヒスイカズラのエリアだけでなくガーデン内の他のエリアを散策することもできるのですが、今回は雨だったので諦めました。
まとめ
ヒスイカズラの開花時期はちょうど春休み期間からゴールデンウィークと重なる時期です。
サイエンスガーデンは、周辺には川平湾や底地ビーチなどの人気の観光スポットもありますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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