子ども達と八重山平和祈念館へ行ってきたレビュー記事です。
可能な場所だけ写真付きにしています。
この記事では八重山平和祈念館について
・子どもと行ってきたレビュー
・八重山平和祈念館の駐車場情報
・八重山平和祈念館の料金
などについてご紹介していきます。
八重山平和祈念館レビュー
今回は、子ども達と一緒に八重山平和祈念館へ行ってきました。
ずっと行ってみたいと思っていたのですが、なかなか機会がなく…
ちょうど夏休み期間中に開催されていた特別展にも興味があったので行くことができました。
子ども達も一緒に石垣島での戦争の歴史について展示を見ることができていい機会になりました。
八重山平和祈念館の基本情報・駐車場・料金
八重山平和祈念館の展示内容
八重山平和祈念館では、第二次世界大戦末期に八重山諸島で起きた「戦争マラリア」の悲劇を中心に、当時の写真・資料・証言・映像などが展示されています。
実際に当時の様子が再現されていて、過酷だった様子も見て感じることができます。
他にも、戦争に関する企画展が期間限定で開催されたりもします。
資料や関連文献を実際に手に取って読めるスペースもありました。
開館時間や休館日情報

住所:沖縄県石垣市新栄町79
電話:0980‐88‐6161
時間:9時~17時
(毎週月曜、年末年始休館)
駐車場

八重山平和祈念館の駐車場は建物のすぐ横にあります。
入り口も広くて空いていたので駐車しやすそうでした。
常設展示料金と企画展の料金
常設展示の観覧料

八重山平和祈念館の基本観覧料は
大人:100円
学生:50円
です。
とても安くてびっくりしました!
企画展は無料も

期間限定で企画展をしていることもあります。
展示によって料金は違うかもしれませんが、この時は無料でした。
八重山平和祈念館へ子どもと行ってきたレビュー!



入り口を入って左手で観覧料を支払います。
展示室内&特別展は写真撮影不可で、ロビー内のみ写真撮影ができました。
私たちが行った日は特別展をしていたので、来館者が20名くらいはいたと思います。

ロビー内でも、軍の命令によってマラリア有病地へ強制避難させられた様子が展示されています。
私が昔から母に聞いていた話では、石垣島では大きな爆撃はなかったため、一般的に沖縄戦として聞くような戦争ではなかったということ。
ただ滑走路はあったので、祖父は当時基地の整備に行っていたという話は聞いていました。
祖母からも戦争の話は聞いたことがなく、娘が今回八重山平和祈念館へ行ってから
「ひいばあちゃんから戦争の話を聞いてみたい」
と言っていたので、今度聞いてみたいと思いました。
自分で調べてみても「石垣島では銃撃戦ではなく主に戦争マラリアがひどかった」ということは分かってもあまり詳しく知る機会はありませんでした。
八重山平和祈念館での展示では、実際に、住民たちが命令によってマラリアが流行しやすい地域へ避難せざるを得ない状況も展示されていました。
人形でのマラリア治療の様子が再現されていたのはとてもリアルで、戦時中の食料などについても知ることができます。
戦後のマラリア防疫活動の様子も分かる展示で、他の地域にはない戦いがここにはあったんだなと知ることができました。
展示の後には資料や書籍をじっくり見たり読んだりできるスペースがありました。
「ひめゆりと八重山」企画展がとても良かった

ずっと八重山平和祈念館へ行きたいと思っていましたが、今回は特別展がとても見たいと思ったのもあっていいタイミングで行くことができました。
両親は友人のお母さんや学校の先生がひめゆり学徒だった方がいて、話は聞いたことがありました。
沖縄本島のひめゆり祈念資料館へは子ども達と一緒に5回程行ったことがありますが、そこでの展示もコンパクトにパネルで紹介されていて、すべて無料で見られるということだったのでちょっとビックリでした。
(リニューアルしてからは子どもにも見やすい展示になったので本島のひめゆり祈念資料館もおすすめです。)
そこで石垣島出身のひめゆり学徒さんがいたことを知っていたので、その方たちが両親の知っている人だったんだと驚きました。
一緒に展示を見ながら父が「この先生はこんな人だったよ」と教えてくれました。
石垣島にいた人たちとは違った苦しみを体験していたんだと感じてしまいました。
映像で見るスペースもあり、有料展示も特別展もじっくり見たので2時間ほど滞在しました。
八重山平和祈念館レビューまとめ
今回は八重山平和祈念館へ子どもと一緒に行ってきました。
入館料がとても安く、展示内容は多くありませんが普段あまり知る機会のない「戦争マラリア」について分かりやすく知ることができました。
他の戦争関連の施設とは内容が異なるかもしれませんが、銃撃戦や空襲だけじゃない「八重山での戦争」の事実を知ることが平和を願う気持ちへつながりました。

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