石垣市役所が移転してとても素敵な外観になっていたので子どもと立ち寄ってみました。
- 石垣市役所新庁舎について
- おすすめポイント
などについてご紹介します。
石垣市役所の移転
石垣市役所は、建物の老朽化やバリアフリー設備の問題に加え、以前の庁舎は海に近かったため高台へ移設するということで、旧石垣空港の跡地へ新庁舎が建てられました。
2019年10月3日の起工式から2年、ついに完成し2021年11月12日に落成式が行われました。
新築移転の総工費はなんと108億円!
見た目も豪華で、素敵な外観です。
それもそのはず、設計は世界的にも有名な隅研吾さんです。
新国立競技場の設計も手がけた隅研吾さんが沖縄県内で初めて設計を担当したのが石垣市役所となります。
また、沖縄県内11市の中で2021年現在で唯一の赤瓦の建物です!
建設費や赤瓦に関する問題もいろいろありましたが、観光客目線で見るととてもすてきな建物です。
2022年にはグッドデザイン賞を受賞しています。
隅研吾さんのコンセプト「石垣の風景を継承するみんなが集う市役所」の通り、石垣市民の方が集える市役所になってほしいですね。
敷地は以前の市役所よりも広くなり、毎年人気の石垣島やきもの祭りやカンムリワシの展示など、さまざまなイベントスペースとしても活用されています。
新庁舎へ行ってみました!
新庁舎へのアクセス
以前は離島ターミナルから歩いて行けましたが、新庁舎は市街地から少し離れてしまいました。
車のない方はバスの運行もありますよ。
市役所の隣にはこちらも建て替えて移設した八重山病院があります。
新石垣空港からは車で20分
離島ターミナルから車で約15分
八重山病院線にて石垣市役所下車
の立地になりました。
周辺道路が整備され新しい道路を使うようになったため、新庁舎をよく見かけるようになりました。
新庁舎の外観
以前は白くて四角いシンプルな建物でしたが、新庁舎は地上3階地下1階、鉄筋コンクリート造の立派な建物になっています。
石垣島出身の書家の方の碑もあります。
琉球石灰岩の石垣や正面玄関横の「アマハジ」、ヒンプンという魔除けなど石垣の昔からの伝統も取り入れられています。
駐車場と駐輪場
石垣市役所新庁舎は無料駐車場で、広いです。
屋根付きの身障者用駐車場もありました。
入り口付近には駐輪場も完備しています。
市役所入り口付近の石造りの椅子も素敵なデザインでした。
内装
石垣市役所のロゴがとてもかわいいです!
中央フロアは天井が高く開放感があり、木の温かみを感じます。
フロアマップも木製でかわいいです。
議場机には「八重山上布」が飾られ、イスの皮には石垣牛皮が使用されているそうです。
食堂と売店
入り口付近には食堂と売店があります。
売店には、コンビニで購入できるような飲み物などの商品の他、石垣島の特産品が販売されお土産として購入できます。
Tシャツやかまぼこ、35コーヒーも販売されていました!
「いしがき市民食堂」では、とんかつやからあげ定食や八重山そばなどのメニューもあります。
すでに食堂を利用した事のある父は「おいしかった」と言っていました!
毎週土曜日にはこども食堂としてオープンしているそうです。
まとめ
石垣市の新庁舎はとてもきれいでおしゃれです。
観光途中に立ち寄ってみるのもおもしろいかもしれませんね!
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