全国的にも石垣島のローカルグルメとして人気になったオニササ!
石垣島に住んでいながら食べたことがないという実家の父と一緒に子ども達と知念商会でオニササ体験をしてきました!
- オニササとは?
- オニササの元祖知念商会について
- オニササの作り方
- 実際に知念商会へ行ってみた様子
などをご紹介します!
オニササとは?
「オニ」はおにぎり、「ササ」はささみ
「オニササ」と聞いて何か特別な食べ物かと思ったら、いたってシンプルな名づけでした。
おにぎりと鶏のささ身フライをビニールに入れてソースやマヨネーズなどを入れてにぎる石垣島でしか出会えないB級グルメです。
今では地元の人たちにも観光客にも大人気です!
元祖オニササの知念商会
オニササの元祖は石垣島にある個人商店「知念商会」です。
ショーケースに入っていたおにぎりやお惣菜を、近くにある八重山農林高校の生徒たちがアレンジしてそれを「オニササ」と呼ぶようになりました。
下味付きのささ身フライはおにぎりとマッチして、手軽に食べられる人気商品となったのです。
2018年に「オニササ」は知念商会の登録商標となっています。
オニササの他にも、おにぎりと
ポークとの組み合わせはオニポー
コロッケとの組み合わせはオニコロ
とんかつとの組み合わせはオニカツ
と呼ばれるメニューもあります。
知念商会のオニササは1日平均1,000個、休日には1,500個も売れる人気商品!
ホットショーケースも1台だったのを3台まで増やしたそうです。
営業時間は7:00~21:00で年中無休ですが、平日お昼は地元の高校生、休日は観光客で店内は混雑します。
初めて行かれる方は時間をずらした方がいいかもしれません。
ただ、これだけの人気商品なので夕方には完売してしまう事もあるそうです…
テレビで紹介されローカルグルメに!
地元で人気だったオニササはケンミンショーなどのテレビ番組で紹介されたことにより一気に石垣島のローカルグルメとして全国に広がりました!
ちなみに石垣島に住んでいる実家の両親は「知ってるんだけど食べたことない…」と言っていました…
「いつでも食べられると思っていると食べに行かない」というよくあるパターンですね。
オニササは今ではコンビニや離島ターミナルなどの売店で完成したものが販売されたりしています。
オニササの作り方
オニササはお店に行き自分で作ります。
お店にも分かりやすいように掲示されていますが、混雑している時のために予習しておくとスムーズです!
①袋を取る
ショーケースの上にビニール袋があるので1つ取ります。
衛生上、素手で具材やおにぎりを取らないように注意しましょう。
②袋に手を入れて好きな具材を取る
袋に手を入れて、好きな具材をつかみます。
オニササの定番は鶏ささみフライですが、他にもウインナーやカツなど多い時には30種類ほどの具材があります。
具材により値段も変わります。
鶏ささみ…170円
コロッケ…70円
とんかつ…250円
魚フライ
オムレツ
イカフライ
カレーウインナー
からあげ
揚げポーク(スパム)
などの具材があります。
③調味料の棚からソースやマヨネーズをかける
次は、とった具材に好きな調味料を好きな量かけます。
ソースは知念商会のオリジナルブレンドだそうですよ!
人気なのはマヨネーズとオリジナルソースで、レジ横にもソースやマヨネーズが持ち帰り用に販売もされています。
④ビニール袋で好きなおにぎりをとる
調味料を入れたら好きなおにぎり(80円)を袋にいれます。
おにぎりにも種類があり、
ジューシー
かつおふりかけ
たまごふりかけおにぎり
シソおにぎり
などが選べます!
おにぎりを2個にしたりする方もいるそうですよ!
⑤袋をしめておにぎりを上から押さえて出来上がり
最後に袋をしめて形を整えて出来上がりです!
⑥お会計へ持って行きお支払い
出来上がった袋をレジに持って行くとスタッフさんが中身を確認してくれるのでお会計をします。
知念商会でオニササ作りを体験!
知念商会は、石垣島内の商店としてはとても大きいです。
駐車場は店舗をはさむように両側にありました。
午前10時ごろ到着しましたが、店舗左側の駐車場は満車状態!もう一つの方に駐車しました。
みなさんオニササ目的なので駐車場の回転は早く感じました。
店舗右側の駐車場
特に印などないので、空いているスペースに並べて駐車します。
お店の前にはベンチが並んでいて、ここに座ってオニササを食べている人もいましたよ!
「元祖オニササ」ののぼりも立っています。
お店に入り、お弁当が並べられている棚をぐるっとまわるとオニササを作るショーケースがあります。
早速ビニール袋を取り、鶏ささみのフライをつかみます。
本来の作り方は具材に調味料を付けるのが先なのですが、調味料スペースが混雑していたのでそのままおにぎりを取りました。
今回は最後に調味料を入れました。
具材にのせるというよりは、袋の中に調味料を入れるという形になりました。
最後に形を整えましたが、結局どのようにしたらいいのか分からず、子ども達のオニササはまん丸になっていました。
ポーク玉子おにぎりのように具材の上におにぎりをのせるように形を整えるのが食べやすいかもしれません。
結局食べるときは、鶏ささみフライを半分に折って中におにぎりをはさむ形で食べました。
一つでもボリューム満点でおなか一杯になりました。
そして、オニササは出来立てがおいしいです!
ホットショーケースに入っているのでおにぎりも具材も温かいまま食べられるというところも美味しい秘訣なんですね!
一つは冷ましながら持ち帰って夕方に食べましたが、出来立ての温かいオニササの方がおいしかったです!
知念商会はオニササ以外もおすすめ
知念商会にはオニササ以外にも沢山の商品が販売されています。
お弁当から新鮮野菜、季節によってはマンゴーなどもありますよ!
石垣島の商店ではたまに見かけますが、そばだし用ポットとそばもめずらしいのではないでしょうか?
そばとそば出汁が別になっていて、自分でポットからそば出汁を入れる仕組みです。
お土産になりそうな地元の調味料や島ぞうりなども購入できます。
知念商会の白保支店でもオニササがある
知念商会には白保に支店があります。
場所が石垣空港からも近く、石垣空港へ向かう道路沿いなので、飛行機に乗る前や到着してからのアクセスがしやすいです!
ここでもオニササを作ることができますよ!
「ながたや」でも作れる
「オニササ」という言葉は知念商会の登録商標となっているので違う名称になるのかもしれませんが、「ながたや」というお弁当屋さんでも同じようにおにぎりとささみフライを重ねた商品を自分で作ることができます。
こちらも近くに高校があり、お昼休みには高校生で混雑します。
まとめ
今回初めて「オニササ」を食べてみましたが、手軽に食べられてお腹いっぱいになりとてもおいしく満足でした!
石垣島旅行の際にぜひ石垣ローカルグルメも楽しんでみてくださいね。
コメント